7月15日に放送されたTBSテレビの初耳学で、シャンパンタワーを使って格差社会を解説していたのを見ました。
かなり有名な例えで、シャンパンタワーの上からシャンパンを注いでいくと、上の方は溢れますが溢れた分は下の方にも流れていきます。これを富裕層と貧困層に例えて、富裕層にお金が集まっても、溢れれば貧困層にもお金が流れるというのを実験したものです。一億総中流時代と呼ばれた1970年代はシャンパンタワーの通りにお金が流れていました。
しかし、現在の格差社会では、シャンパンタワーの富裕層のグラスが大きくなっていて、お金が富裕層に集まるだけで下には流れないというのを説明していました。
トリクルダウン理論 - Wikipedia
備蓄どうでしょうでは、お金を使って宣伝をしています。新聞折込広告だったりアドワーズ広告だったり、格安のテキスト広告だったり様々です。年賀状を使ってダイレクトメールを送ったりもしました。しかし、今までにかなりの費用を投じて宣伝しているのに、全く効果がありません。最近はTwitterにも広告を出しましたが、一応見てくれてる人はいたものの、備蓄どうでしょうへのアクセスについてはほぼ皆無といってもいいくらいの結果でした。
そうして使われたお金も、どこか富裕層というか、一部のところに貯まったままなのではないかと思ってしまうのですが、お金を使って宣伝しても意味がないのならと、最近は宣伝に使う予定のお金を災害義援金に寄付したりもしています。
備蓄どうでしょうは、各種サービスの取り次ぎをしているサイトなのですが、取り次ぎができなければ赤字が続きます。一般的な企業や店舗などでは、例えば宣伝にお金を使えば、それ以上に反響があって利益を生みます。利益が出ればそれを使って宣伝も可能でしょう。しかし、備蓄どうでしょうでは、お金を使って宣伝すればするほどマイナスになり、穴の空いた鍋に水を溜めようとしているのと同じことをしているのかもしれません。
自分の場合は、緑のgooで検索して環境に貢献している(検索するだけで貢献になる)ので、表示された広告で興味があったらクリックしてみたりしているのですが、他にもウェブベルマークを利用して、買い物などはウェブベルマークを経由して買ったりしています。商品を購入するのに、どこで買っても同じ商品・同じ価格なら、アフィリエイトサイトを経由してもいいと思っているし、それが貢献になるなら尚更いいと思っています。
普段の普通の買い物は近所が多いですが、遠くへ出かけたときなど、できるだけその地方でお金を使うようにしたりもしています。通販でも、同じ商品でほぼ同じ価格なら、販売しているところが遠いところにある店をできるだけ利用するようにして、地方にもお金が回ることを願いながら買い物をしています。
富裕層だけが儲かっている昨今、経済・お金が回るように、地方でお金を使ったり、弱小のサイトを利用してみたり、個人でやっているからと敬遠することなく、便利なサービスはどんどん利用していくべきだと思います。